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はじめに

海に囲まれていながら高い山々も連なる島国。
四季が明瞭で雨も多く、夏は緑に覆われ、冬は真っ白な雪に覆われる大地も広がり、全国至る所で温泉を楽しむことができます。

そんな自然豊かな日本は、同時に自然災害大国でもあります。
特に複数のプレートが重なり合う上に存在しているため、地震大国です。

地震大国の日本列島

ここ30年だけを見てもこれだけの大きな地震が発生しています。

1993年7月 北海道南西沖地震(奥尻島で震度6/死者・行方不明者230人)
1995年1月 阪神・淡路大震災(兵庫県で震度7/死者・行方不明者6,437人)
2004年10月 新潟県中越大震災(新潟県で震度7/死者68人)
2011年3月 東日本大震災(宮城県で震度7/死者・行方不明者約1万9,000人)

地震の年表 (日本) - Wikipedia

人口密度も高い大都市圏で早朝に発生し、大きな被害をもたらした阪神・淡路大震災、そして地震後の津波によって多くの沿岸の町が消滅してしまった東日本大震災は、その悲惨な光景がまだ目に焼き付いているという方も多いでしょう。

そして今、もっとも警戒されているのが東京を中心とした「首都直下地震(南関東直下地震)」そして、東海・東南海・南海地震が連動して起こる「南海トラフ巨大地震」です。


大地震が発生すれば深刻な物資不足に

どちらも想定される被害エリアや被害規模が非常に大きく、また物流拠点&幹線を含むため、発生すれば被害がさほどなかった地域も含め、深刻な物資不足になることが予想されます。

もちろん市町村や地元自治会、企業やビル等でも、災害時の食糧・水は用意されています。ただしそれも緊急時のつなぎで、外部から救援が入るまでの数日間分。

大都市あるいは広域が被災した場合には、外部からの初期救援にも限度があり、また行きわたるには時間もかかります。各家庭・個人それぞれが、いざという時に備え最低限必要な食糧や水、生活用品や防災アイテムを用意しておく必要があります。


今すぐ備蓄アクションを

「万が一のために・・・」

ではありません。
地震は確実に起こります。

ただ、いつどこで、どんな規模で発生するのかを事前に予知することは現在の科学水準では難しく、首都直下地震の「30年以内に70%の発生確率」のような確率論的予測にとどまります。

「30年以内に70%の発生確率」と聞くとつい「30年先の話」と考えてしまう人もいますが、それは間違いです。来年かもしれないし来週かもしれない。いやいや、明日発生する可能性も十分あるのです。

また備えが必要なのは大地震が発生すると言われている地域だけではありません。
2011年の東日本大震災では、東京でも買い占めが広がり、水や米、トイレットペーパーなどが一時的にスーパー店頭から消えた時期もあります。ガソリンも品薄となり、被災地に物資を運ぶ車を動かすことすらままならなくなりました。

首都圏あるいは広域で大震災が起これば流通は麻痺し、広範囲で深刻なモノ不足が発生します。

「うちも早めに備蓄しないと」
「そういえば何年も非常用持ち出し袋の中身チェックしてない・・・」

そう思った方はぜひ、「早め」ではなく「今すぐ」アクションを。

3日もあれば、備蓄リストを作り、長期保存可能な食料品や水、防災アイテムを買い足し、さらには日常生活の中でも食料品や生活用品を常に多めにストックし使いまわしてゆく体制を作ることができます。家の中の危険な個所を補修したり、家族で災害時の行動や連絡方法を話し合ったりすることも忘れてはいけません。

ひとりひとりの備蓄と準備が地域全体に広がれば、それが「減災」にもつながります。

自分と家族と地域のために、しっかり備えましょう。

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