地震だけじゃない!災害大国日本のリスク
地震以外でも、備蓄の際に想定しておくべき災害はいろいろあります。
「東京防災」で取り上げられている災害は以下の通りです。
- 地震
- 大雨・暴風
- 集中豪雨
- 土砂災害
- 落雷
- 竜巻
- 大雪
- 火山噴火
- テロ・武力攻撃
- 感染症
住んでいる場所によって、遭遇する可能性が高いもの・低いものがあるでしょう。備えもそれぞれ異なります。
例えば大雨・集中豪雨によって冠水した街中を避難する場合には、水の中でうっかりガラス片や釘などを踏み抜いてしまわないよう、金属製のインソールを用意しておくといいでしょう。サイズにもよりますが、1000円以内で購入でき、通常履いているスニーカーなどにセットして使うことができます。
感染症の代表は、新型インフルエンザです。
致死率の高い鳥インフルエンザウイルスH5N1型がもし人から人に容易に感染するようになりパンデミック(世界的大流行)が起こったら、全世界で多数の死者がでるでしょう。また人の移動が急激に制限され、流通が滞り長期に渡って食料はじめ物資の入手が難しくなる可能性があります。マスク・消毒薬などが一気に品薄となり、また外出を控えるため食糧・日用品の買い占めの発生も考えられます。
集中豪雨や竜巻など、比較的局地的な災害の場合には、自治体が設置した避難所での備蓄もあり、また外部からも支援が入ってくる可能性が高いため、備蓄も数日しのげる程度で足りますが、被災規模が大きくなればそうもいきません。
自分が住んでいる地域で、この先どんな災害が起こりうるのか。
その時、どういった事態が考えられるのか。
そうした災害リスクについて考えるのは少々気が滅入ることでもありますが、一度しっかり考え、家族や周りの人とも話し合っておく必要があります。
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