上手に備蓄するコツ
何をどれだけ備蓄すべきか理解できた後も、まだ障害があります。最大の壁は・・・
- 置き場所がない
- 一時的に出費がかさむ
ということでしょう。
ストック用にパイプ棚や収納ケースを購入
「押入れを片付けてスペースを確保してから」
なんて考えていたら、一か月先でも半年先でも、備蓄アクションは無理です。
既存の収納スペースに収めようという考えは捨て、
ホームセンターや通販で、新たに一個、メタルシェルフや収納ケースを買って、部屋の一角に「備蓄コーナー」を作ってしまったほうが早いでしょう。
メタルシェルフなら、安いもので4000円くらいからあります。
手前に不要な布などを使ってカーテンをつければ、見た目的にも格好悪いことはありません。
押入れ収納に便利な引き出し式の収納ケースも便利です。
これなら、押入れに入らなくても、部屋に積み上げて使うことができます。
「それでなくても狭い部屋がさらに手狭に・・・」
なんて問題も、いざという時に食べるものもトイレットペーパもなく生活破たんするリスクを考えれば、小さなものです。
特売や業務用商品、ネットでの箱買いなど利用
2ヶ月分の食料備蓄や、日用品のストックにはコストもかさみます。
ただし買ったものを「無駄」にすることなく、きちんと日常生活の中で消費して不足分を保管してゆく体制を整えることができれば、出費が一時的にかさむのは最初のみです。
また特売日を狙ってまとめ買いしたり、業務用商品を利用したり、
ネットで格安ショップを探し箱買いするなど、工夫次第で割安に買うこともできます。
備蓄品チェックリストを作成し効率的に管理
特に食料などは、普段の生活でも消費しつつ不足分を買い足して、賞味期限内に無駄なく使っていく管理が必要です。
- 量も書き込んだ備蓄品チェックリストを作成
- 定期的に備蓄品を棚卸(不足分補充)
- 段ボールの外に、「内容物」「賞味期限」など目立つように記載
- 何がどこにあるか一目瞭然なよう、整理整頓しておく
こんな工夫が必要です。
ひとりだとつい怠ってしまうことも多いので、夫婦で「食品担当」「日用品担当」など役割分担し、月に1~2回、お互いの担当について報告・チェックしあうといったことをしてもいいでしょう。
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